メーカーからの情報です
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■メーカーからの声■
■はじめに
この無添加のお線香については、一般概論としてよりも、固有なあ話として発展できるようにと、下記のように記述を試みました。
商品には誕生するまでに物語が有り、その時代を反映して社会に浸透していきますが、開発の目的意識がはっきりし過ぎると、今までの常識から外れる可能性を持っています。
完全分業による産業システムではなく、お線香の原料になる植物の栽培から製造・販売までに一貫した責任を負うてみると、その間に感じた社会の矛盾などが伝わってきます。
そこの所を以後の記述からは、何となく感じ取って頂けるように工夫しましたので、商品購入のから使用した後の感触などで、いろいろな想いを汲み取って頂けたらと思います。
製造、販売、消費の各分野への責任体制をはっきりさせた商品は、未来へ矛盾を放置しないのではないかと伝えたいのです。
■消費者の意識
健康的な生活環境を推持している消費者の方たちは、大量製造で画一化された商品に頼らず、独自の知識や情報をもとにした消費形態を模索します。
安全性を追求した商品の専門店経営者や、会員制の消費者団体などの組織管理者よりもさらに一歩先を行き、学習姿勢に裏付けられていて購買する商品に難易度を高めています。
農薬や添加物の危険牲を充分に認知していて、食品などには配慮を事欠かなかった方たちが、日用生活雑貨品の添加物や原材料などにも環境ホルモン作用物質や発ガン物質があると気が付いた事が、
その後の消費動向を大き<変えてしまうことになります。
■家庭用殺虫剤
庭用殺虫剤などの化学合成殺虫成分である総称ビレスロイド(アレスリン、フタルスリン、レスメトリン、フェノトリン、プラレトリツなど)は、神経毒性があり発ガン性も確認されています。
また、医薬品である有機リン系殺虫剤(マラチオン)や有機塩素系殺虫剤は、農業用殺虫剤として農産物の栽培時に散布されています。
それがそのまま家庭用品に使われ、消費者本人の認識がないまま購入されていたのです。
医薬品や医薬部外品は決して安全ではな<、安心して気軽に使用できるものではないことに気が付き始めたのです。
シックハウス症として日常生活で摂取させられる化学物質の多さと危険性を知る中で、個人として簡単に買わないことで対処できるのが、蚊が発生する夏場の蚊取線香などの殺虫剤でした。
しかし、薬剤使用を躊躇する反面、不快虫である蚊の駆除はしておかないと伝染病の心配もあります。
蚊に刺されると、痒くてたまらないだけではありません。
■蚊学
インターネットで収集した構報も大変に参考になるので、以下に掲載してみます。
①http://www.kincho.co.jp/gaichu/gaichu_f.html
②http://city.hokkai.or.jp/~satoshi/TOX/tox2/tox137.html
■蚊取線香の創始者
大手殺虫剤会社の起業者がそのまま創始者であり、その顕彰碑が瀬戸内海を見下ろせる場所に建っています。
彼こそが蚊取線香の開発者であり、蚊取線香の歴史そのものとして記録されています。
明治23年棒状に加工した線香が発明され、明治30年代になって渦巻型の長時間燃焼に改良が進みました。
この蚊取線香産業は、日本人が発明した商品として世界中へ発展していきました。
■蚊取線香とは
三省堂の大辞林では、火を付けて煙を出して蚊を除去する線香と説明しています。
蚊取線香の原料は、一般的には木粉と澱粉などを混ぜ合わせたものに、合成殺虫剤ビレスロイドと緑色染料で着色剤を添加します。
蚊取線香に点火すれば、殺虫成分が煙と一緒に揮散して空中に広がって効果を発揮し、1巻きで7-8時間燃え続けます。
有効成分は、煙そのものではなく熱分解して揮散するのです。
勿論、煙にも忌避効果はあります。
■燃焼のしくみ
「生まれて初めてお線香を購入し、説明書に従って火を付けましたが、煙が出てきたので驚きました。
今までは、マット式や液体式の電気加温器を使用していましたので、この経験は皆無でした。」と数人の若い女性からの伝言は、嘘の様なほんとの話で世代と生活様式の違いを知らされました。
蚊取線香をはじめとしたお線香・タバコなどは、点火しますが炎は出しません。
このようなものを無炎燃焼(むえんねんしょう)、または薫焼(くんしよう)とよんでいます。
燃焼は周体表面で起こり、燃焼部分の温度が700℃から800℃にもなります。
表面温度は一定に保たれて、物体に垂直に燃焼を進行させることが特徴です。
製品の原料となる物質は400℃内外で熱分解をあこし、その分解成分が可燃性であるために、酸素を取り入れることで燃焼し続けるのです。
つまり、湿っていない限り立ち消えが起きないのが無炎燃焼なのです。
■市販の蚊取線香の主原料
第二次世界大戦前は蚊取線香の主原料になる除虫菊を日本で栽培していましたが、大戦後は安価で合成できる殺虫剤ビレユロイドが作り出されたので、日本国内だけではなく世界的に除虫菊栽培は衰退しました。
現在は、木粉などが主原料になっています。
■市販の蚊取線香の分類
http://city.hokkai.or.jp/~satoshi/TOX/tox2/tox137.html
- 【番号】0134
- 大分類 殺虫剤
タイトル 蚊取り線香
分類番号 S012
緊急時の対処法:なめたり、しやぶったり、1かけら程度の誤飲では、中毒症状の発現はみられない。
線香自体の物理的障害が考えられるので気道に入った可能性があるときはぐ受診
小分類 蚊取り線香
性状・成分 主成分:ピレユロイド系殺虫剤(dl・d-T80-アレスリンまたはアレスリン、ピレトリン)を蚊取り線香1巻(約13g)に34~80mg含有
- 【作用の概要】
- 薬理作用 *
毒作用 ビレスロイド剤:中枢神経刺激作用 痙攣誘発作用
体内動態 *
吸収ピレスロイド剤:速やかに吸収し、ラットでは摂取30分~1時間半後に脳で最高濃度となる
分布 あらゆる組織に分布。
エステルの分解と酸化が速やかに行われるので低毒性を示す。
代謝・排泄 *
半減期 *
蛋白結合 *
中毒量 マウス・ラットで線香4.8g/kg(ヒトに換算すると体重10kgの
幼児では3.5巻、成人では15~22巻以上の量)服用でも急性経口毒性は認められない
致死量 *
死因 *
その他 *
- 【症状の概要】
-
- 1.線香1かけら程度の誤食では中毒症状は出現しない
- 2.大量摂取では、嘔気、嘔吐、下痢、口唇・舌のしびれ感、めまい、顔面蒼白、痙攣
- 3.大量の吸入により、くしやみ、鼻炎、咳蠍、悪心、頭痛、耳鳴り、昏睡(通常使用法の20~30倍濃度、1日8時間、連続5週間の吸入では異常なし)
- 4.過敏症看では、皮膚炎、アナフィラキシーショックを起こす
瞳孔 *
呼吸器 *
循環器 *
消化器 *
電解質・代謝 *
肝 *
腎・泌尿器 *
体温 *
皮膚 *
神経・筋 *
血液 *
その他 * - 【症状の概要】
- 線香1かけら程度の誤食では特別な処置の必要なし
医療機関での処置
大量摂取した場合、催吐または胃洗浄、吸着剤と塩類下剤の投与などの基本的処置と対症療法(痙攣対策、呼吸管理)
アレルギー作用による呼吸障害は、一般に抗ヒスタミン剤の投与で対処できるが、重篤な場合はエビネプリンで対処
全身管理 *
催吐 *
胃洗浄 *
吸着剤 *
下剤 *
強制利尿 *
血液浄化法 *
措抗剤・解毒剤 *
その他 * - 【その他一般】
- *
禁忌 *
合併症の処置 *
その他 * - 【参考文献】
- 急性中毒情報ファイル
急性中毒処理の手引 - 【参考症例】
- *
■防虫せんこう「菊花せんこう」
この防虫せんこう「菊花せんこう」を、蚊取線香と言ってはいけないことになっています。
一般的に蚊取線香と表示できるのは、薬事法医薬部外品として県知事の認可を受け、殺虫成分である合成ビレスロイドを含有している事が前提です。
基準通りの殺虫力があり、安定して同じ製品を作れなければ、蚊取線香とは言ってはいけないのです。
天然植物だけを原料にした場合、製品となった時に少々のバラツキがあり、合成農業を添加したものより殺虫力では劣ることになるのです。
なにも蚊などを皆殺しにする必要もないと考えれば、忌避効果だけを優先し、尚且つ合法的商品にするために生活雑貨品とし、お部屋の防虫せんこうと分類しました。
ですから表示できる効能にも規制があり、蚊などの衛生害虫に効果ありとは表現できません。
■天然防虫せんこうの必要性
不快虫・衛生害虫である蚊などに対しては、刺された時の不快さや伝染病などの被害を予防するために、どうしても対策を立てたいと思うのは普通の気持ちです。
しかし、これだけ環境衛生に配慮できる時代になった今、蚊を殺すだけでなく人体へも影響のある合成殺虫剤を大量に使用し続ける必要があるでしょうか?
蚊に対してよりも、人体や環境保全に対して悪影響を持つ薬剤には要注意し、自然が生物の共存のために与えてくれた植物から加工したモノを使う工夫をしなければならない時が来たと思います。
■主要成分除虫菊とは
キク科の多年草。
バルカン半島原産。
日本には明治初年に渡来し、全国で栽培された。
高さ約50cm。
葉は卵形で羽状に深製する。
初夏、径約3cmの白色の頭花をつける。
全草、特に頭花に殺虫成分のビレトリンを含み、蚊取線香や殺虫剤の原料とする。(三省堂の大辞林より)
英名:insect flower
科名:キク科
学名:chrysanthemum cinerariaefolium visiani
種類:エ芸作物(殺虫薬用)
栽培地:ケニア(最近はタンザニア産もある)。
現在は、ケニア産は入荷皆無。
■除虫菊成分の安全性
白花除虫菊の花部に含有している有効成分名はビレトリソで、ビレトリンは6種類の化合物が混在している天然品です。
この除虫菊成分天然品ビレトリンは、昆虫に対し速攻的な殺虫効果がありながら、温血動物(人間・動物など)の体内では速やかに解毒されます。
さらに、昆虫には抗体をつくらせない特徴を持っている唯一の植物です。
大学の研究機関によれば
エストロゲンスリーングテストの開発者ソトの論文および衛生学での実験では、これに関してピレトリソは陰性であると報告を受けています。
■「菊花せんこう」成分
自社で着手した採集と栽培地の除虫草紛末(中国産)・除虫菊粉末(中国産)・除虫菊粕粉・本粉(国産)・タブ粉(国産)・食用澱粉(国産)が原材料です。
合成殺虫剤や緑色着色剤など一切添加していません。
蚊に対する忌避効果は、アカイエカの吸血率を公共検査機開で実験し、そのデータをもとに製品化しました。
製造工程は、原料計量、混合、ねり合せ、押出し、打抜き、乾燥、包装、検品、出荷となっています。
■主成分除虫草の説明
4000年の歴史を持つ中国では、人々が生命維持のため自然界から恩恵を受ける知恵を持っていました。
例え虫であっても有害なものは存在し得無いとの思想を持ちながら、しかし生活空間への侵入は防ぐエ夫をしていました。
それが天然植物の除虫草です。
この除虫草とは俗称で、学術名は別に有りますし、効能についても中国植物辞典に明記されています。
昔は普通に知られていましたが、残念なことに現在は絶滅寸前になっています。
この除虫草はごく一部の限られた地区でしか入手できず、種を壊滅させないために保護策が必要であると考えています。
■「菊花せんこう」への想い
蚊取線香と呼びたくない理由に、この菊花せんこうへの想いがあります。
機能性だけで言えば忌避防虫効果を期待しますが、嗜好性として私の幼少からの想いが製品の開発に強く影響を与えています。
薫炎することで煙がでるものは、信仰などで用いるあ線香がありますが、この煙や芳香が心に癒しの効果をもたらすことを上げたいのです。
その昔の日常生活での衛生状態を想像すれば、この信仰で欠かすことができなかったのが、殺菌・防虫効果のある薫炎だったと思われます。
信仰による構神作用と衛生効果が一体化した儀式の中心こ、あ線香があったのではないでしようか。
製品の開発や販売に、個人的な思想を充分に反映させたものがあっても良い筈です。
■終わりに
これ以上生活環境を悪化させないため私たちに託された責任として、有害かも知れないと推測できる事柄には、毅然とした態度で立ち向うことが大切です。
製造、販売、消費は同時に進行し責任を追及されます。
作ってはいけない、売ってはいけない、買ってはいけないものは何なのかを考え続けて行きたいと思います。
2001年株式会社りんねしゃ 飯尾純市
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